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  • クオレ門真

設立25年 有老・デイ・訪介・訪看など多彩な事業
「人材育成の強化」目指し、今年6月新体制に

クオレ 辻本厚生代表取締役会長

大阪市北部と門真市、堺市を地盤に介護事業を展開するクオレは今年設立25年を迎えました。それを機に、長年会社のかじ取りを行ってきた辻本厚生社長が会長に、鈴木裕子取締役が社長に就任しました。 辻本会長に、クオレが目指してきた介護などについてお話を伺いました。

――会社について教えて下さい。

辻本 会社の設立は1997年です。私は2002年より2代目社長としてかじ取りを行ってきました。私が経営を引き継いだときは訪問介護事業所が1つだけでしたが、 今は、訪問介護事業所が6ヵ所、居宅介護支援事業所5ヵ所、デイサービス3ヵ所、有料老人ホーム3ヵ所、訪問看護事業所3ヵ所のほか、グループホームや小規模多機能型居宅介護事業所を運営しており、 地域の方の介護に関するあらゆるニーズに対応できる体制を整えています。また、介護以外では調剤薬局を4ヵ所運営しています。


――今までどのような理念を持って介護事業に取り組んできましたか。

辻本 「介護は単なる作業ではない。ご利用者様に対する愛がなくてはならない」ということを常に私自身、そしてスタッフも追及し続けてきました。しかし異動や退職があったりすると、その理念が十分に承継されないこともありますので、 まだまだ完成したとは言えません。介護事業にとって人を育てることは何よりも重要ですが、これについては「これで終わり」という明確なゴールがあるわけではありません。常に追求し続けなくてはいけない永遠の課題と考えています。

――この25年間で、サービス面などで大きく変わったことは何でしょうか。

辻本 一例として看取りがあります。入院したものの「最期は友だちや仲のいいスタッフがいるホームで迎えたい」とのご本人・ご家族の希望でホームに戻ってくるケースも含めたら、今では約7割のホームご入居者様を看取るようになっています。
一緒に過ごしてきたご入居者様の最期を看取ることは、スタッフのモチベーションをアップさせ、大きな成長につながります。今では最後に入院するご利用者様がいると「病院にとられてしまった」という気持ちになるスタッフがいる程、看取ることが日常になっています。

――今回、社長を交代した目的は何でしょうか。

辻本 25年を機にトップを交替することは3年ほど前から考えていました。「人を育てる」という命題に、会社として永続的に、そして全力を挙げて取り組んでいくために、 次の世代に会社を託す意味合いがあります。鈴木社長の世代が会社のかじ取りを行い、これまで鈴木社長たちが担ってきた仕事を30代・40代の中堅社員に任せられる体制を構築し、 今後もどこにも負けない良質な介護サービスを提供できる組織としていきます。

金融機関など外部との関係性を考え、当面は私が代表権を持つ形で引き続き経営に関与していきます。その間に鈴木新社長には人材育成やサービス品質の向上など社内体制の更なる強化に全力を注いでもらい、 1~2年後をめどに代表権を持ってもらう方向で考えています。
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