介護の三ツ星コンシェルジュ
地域の優良介護施設を紹介するサイト
北摂・阪神版

  • クオレ西淀川

現場目線で社員の働きやすさ追求
離職防止がサービス品質の向上に

クオレ 鈴木裕子取締役社長

大阪市北部と門真市、堺市を地盤に介護事業を展開するクオレは、今年設立25年を迎えました。それを機に、 長年会社のかじ取りを行ってきた辻本厚生社長が会長に、鈴木裕子取締役が社長に就任しました。鈴木新社長に、今後会社が目指す方向性などについてお話を伺いました

――新社長就任おめでとうございます。新型コロナウイルス感染症の影響がまだまだ続く困難な時期ですが、会社としてどのようなことに取り組んでいますか

鈴木 世間では、コロナで高齢者の外出や運動の機会が少なくなったことによるフレイルの進行や認知機能の低下が課題になっています。当社のご利用者様も屋内で過ごす時間が増えていることから、なるべく運動や交流の機会を確保するように工夫してきました。

例えば、有料老人ホームだけでなく、デイサービスや小規模多機能など全事業所で大型スクリーンを導入しました。それまでは体操動画などはテレビで流していましたが、大きな画面で見られるようになったことで、ご利用者様がより参加しやすく、画面にあわせた正しい体操ができるようになりました。また、カラオケも各事業所の様子を見ながら徐々に再開させています。


――今後、取り組んでいきたいことは何でしょうか。

鈴木 「適切な感染対策を講じながら、ご利用者様の日常をいかに取り戻すか」を考えていきます。例えば、有料老人ホームでのレクリエーションですが、外部から専門家などを招いたプログラムを徐々に復活させていきたいと思います。 合わせて外出機会も増やしていければと思います。今年の紅葉は是非とも見物に行きたいと考えています。

――ハード面で現在進めていること、取り組んでいきたいことはありますか。

鈴木 有料老人ホームの改修を徐々に進めています。昨年は「門真」「西淀川」の共用部の空調をリニューアルしました。それ以前には外壁を改修しています。西淀川については今年12月までに照明や居室の空調などを改修する予定ですし、その後も随時行っていきます。

また「眠りSCAN」を現在、ご入居者様の身体状況にあわせて約半分のベッドに導入していますが、これを全室に導入する計画です。これでスタッフが働きやすい環境を整えたいと思います。

――スタッフ育成などの面で考えていることは。

鈴木 私は2004年に登録ヘルパーとして当社で働き始め、正社員、管理者、取締役とステップアップしてきました。長い現場経験を活かし、現場スタッフの目線で人材教育や働き改革を進めていきたいと思います。

私の就任にあわせて経営理念として「スタッフを幸せにする会社 地域に必要とされる会社」を掲げました。スタッフからは「男性の育児・介護休暇の充実」などを求める声もあがっています。 こうした声に応えることがスタッフの離職防止・長期就労につながります。そのことは、結果として介護サービスに関する情報・ノウハウ・技術が社内に蓄積されることになり、ご利用者様に安心・安全・快適な環境を届けることにつながります。
電話でのお問い合わせ
電話番号を表示する06-6478-8680 受付時間 9:00~17:30 (施設電話番号・受付時間が表示されます)
メールでのお問い合わせ・資料請求はこちら
施設にお問い合わせする(入力フォームページへ遷移します)