北摂・阪神版

パナソニック エイジフリーが運営する介護付有料老人ホーム「エイジフリーライフ」は、厚生労働省基準の2倍という1.5対1の手厚い人員体制やアクティビティの充実、医療対応力の高さなど、関西を代表する優良高齢者住宅として知られています。 2004年に枚方市に開設された「エイジフリーライフ・星が丘」も高い人気を博してきましたが、今年４月にリハビリテーション体制強化などのリニューアルを行いました。

最も大きな改修点は2階のリハビリルーム。設置してあるリハビリ機器を一新し、「歩けるようになりたい」など入居者一人ひとりのニーズに合わせた個別リハビリを提供できる体制を整えました。また、これまでの作業療法士2名に加えて理学療法士1名を新たに採用し、土日や祝日もセラピストが常駐するようになりました。加えてリハビリに対するモチベーションの維持・継続を重視し、建物周辺の竹林の中を散策する歩行訓練など、「楽しく」「効果的に」リハビリを行える環境を用意しました。

「エイジフリーライフ・星が丘」では、ほかのホームでは「別途費用」とされることが多い様々なサービスが月額費用に含まれており、その中には「機能訓練指導員によるリハビリ」もあります。つまり、保険外でリハビリを受けた場合でも費用負担は変わらないため、安心して好きなだけリハビリに取り組むことができるのも大きな特徴です。

このほかにも、共用部の内装を「木とみどり」をテーマにリニューアルしています。「もともと当ホームは、住宅地の中にありながら緑に囲まれており静かな環境であることが大きなセールスポイントになっていました。その環境をもっと味わっていただこうと考えました」と荒田英史施設長。共用部にある「特別室」と呼ばれる予約制のスペースは木を多用したデザインとしました。また、各フロアに2つずつあるユニットの名称も木の名前に変更しています。

居室内も、退去がある度に床のカーペットなどを落ち着いたトーンの色に変更していますし、備え付けの収納木製家具も木の温もりを感じられる色調・デザインとしています。さらに、契約から実際の入居まで時間の余裕がある場合には、床のカーペットや壁紙の色を「Classy」「Warm」「Chic」の3コーディネートから選べるようにしました。

費用は入居時の年齢にもよりますが、80∼84歳の場合で前払い金3000万円・月額が20万2000円。前払い金を若干抑えたプランや前払い金不要のプランもあります。

前述したように、機能訓練指導員によるリハビリのほか、「協力医療機関への送迎・付き添い」「枚方市内の外出（概ね90分以内）」「理美容サービスの利用（月1回）」「月2回の買い物代行」「入院時の見舞い（週3回）」など多くの介護保険サービス利用費は月額料金に含まれています。入居後に「実際の請求額は、事前にパンフレットやホームページに掲載された金額よりもずっと高額だった」というのは、高齢者住宅の「あるある」の一つですが、ここではそうした心配がありません。