北摂・阪神版

パナソニックグループ3棟目の高齢者住宅として2004年大阪府枚方市に開設したのが「エイジフリー・ライフ星が丘」です。介護スタッフの人員配置は1.5対1、看護師は平日日中3名、夜間でも1名常駐という手厚さで、要支援から看取りまで広く対応が可能です。ホームの特徴などについて荒田英史施設長にインタビューしました。

――ホームの概要を教えて下さい。

荒田　54室の介護付き有料老人ホームです。定員9名のユニットケア制度を導入しています。要支援1から入居することができ、６０歳～１００歳を超える方まで幅広くお過ごしいただいております。ご入居者の皆さまに、いつまでも安心して過ごしていただけるよう、介護・看護・リハビリの専門スタッフが充実し、どの様なお身体のご状態でも、しっかりとサポートさせていただいております。

――入居費用は。

荒田　ご予算に応じ3つのプランからお選びいただけるようにしております。例えば、入居時85歳の場合、前払い金2400万円プランであれば月額約20万円。前払い金1900万円プランであれば月額約27万円という設定があります。これ以外に、前払い金ゼロプランもご用意しております。
入居される方は、2400万円プランをえらばれる方が最も多いです。慣れるまでの間、前払い金ゼロプランでご様子をみられ、慣れた頃に前払い2400万円プランに変更される方もおられ、自由に料金プランを選択することができます。

――その他に必要な費用はありますか。

荒田　当ホームの費用には、一般的な高齢者施設では「別途費用」扱いになるものが多く含まれています。例えば「協力医療機関への送迎・付き添い」「入院時のお見舞い（週3回）」「枚方市内で概ね90分以内の外出同行」「毎月2回の買い物代行」「機能訓練指導員によるリハビリテーション」「月1回の理美容サービス」「トイレットペーパーやオムツなどの消耗品」などです。個人的に買い物をしたりしなければ追加費用はほとんどかかりません。やりたいこと、してもらいたいことがあればどんどん仰っていただきたいと思います。

――外出同行が基本費用に含まれていますが、コロナ禍でも外出は可能ですか。

荒田　コロナ禍ですので食事など外出先でマスクを外すことがなければ、基本的にはご本人の意思を尊重し外出制限はしておりません。ご入居されている方は、日常的な買い物や自宅に帰ることをされている方が多いです。もちろんご家族のご面会も可能です。感染対策の為に一定の条件を設け、できる限りご家族の時間を大切にしていただくようにしております。


（後編に続く）