北摂・阪神版

「高齢者住宅は駅から遠い場所にあって不便」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
中には駅から近い高齢者住宅もありますが、その駅に周囲に店がほとんどないなど、生活利便性は決して高くないことが多いようです。

そうした高齢者住宅の既成概念を打ち破るのが、ハートフルケア（兵庫県川西市）が2021年6月に開設した83室の大型サービス付き高齢者向け住宅「ロイヤルホーム吹田駅前」です。文字通りJR吹田駅の目の前にあり、雨が降っていても濡れずに駅との往来が可能です。
JR吹田駅前には、イオンなどからなる商業ビルに加え、旭通商店街など昔ながらの風情を残す商店街がいくつもあり、いつも大勢の人たちで賑わっています。「ロイヤルホーム吹田駅前」は、そうした抜群の立地を活かし、入居者には積極的に外出してもらうなど「街の暮らしを楽しむ」ことをモットーとしています。

新型コロナ感染予防の観点から、現在でも入居者の外出を禁止・制限する高齢者住宅が少なくありません。
そうした中で「ロイヤルホーム吹田駅前」では、
①「もし外出時に転倒などの事故が起こっても会社で責任は負えない」という点について、家族から同意を得られている
②外出先で食事などマスクを外す機会がない
という2つの条件を満たせば利用者は行先と帰宅時間さえ報告してもらえば自由に外出することができます。
これ以外にも、スタッフが同行しての買い物、屋外での歩行訓練、散歩レクリエーションなど、ホーム自体が積極的に外出の機会を設けています。ちなみに、これまで入居者のコロナ感染はゼロです。

一方、外部からの訪問者についても、建物の入り口前に雨でも濡れないテラス席を設けており、そこであればワクチン接種の有無に関係なく入居者に合うことができます。入居者の友だちや家族が「買い物ついでに顔を見にふらりと立ち寄った」というケースが多いのも、駅前立地のホームならではと言えます。

こうした特徴から、「ロイヤルホーム吹田駅前」は比較的元気な入居者が多く、平均要介護度は3を切っていますが、看護師が日中は2人・夜間は1人常駐しており、重度の人や医療的ケアが必要な人の受け入れも可能です。ターミナル期で入居してくる人もいますし、看取りの実績もあります。

また、8階建ての建物のうち、1階の一部と2階はクリニックモールとなっており、現在1階にはハートフルケアが運営する薬局が入居しています。2階のテナントはまだ決まっていませんが、ここに医療機関が入居すれば、さらに利便性が高まるでしょう。

なお、7月31日までに入居をした場合には、
①通常20万円の敷金がゼロ
②家賃の1ヵ月分（部屋により家賃額は異なります）がゼロ
③ 1部屋の場合は家賃5000円引き、2人部屋の場合は家賃1万円引き（2人で入居した場合が対象）になる
「トリプルキャンペーン」を実施しています。