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  • シニアスタイル尼崎

「リハ」と「医療」が高齢者住宅の必須ポイント
自立~看取りまであらゆるステージに対応

兵庫県尼崎市・西宮市両市を中心に高齢者住宅を次々に開設している、今注目の介護事業者がシニアスタイルです。その同社の第1号物件が2016年に尼崎市に開設した住宅型有料老人ホーム「シニアスタイル尼崎」です。高齢者住宅事業にかける思いや、物件の特徴について、同社廣瀬秀毅社長にお話を伺いました。


――会社の介護・高齢者住宅に対する考え方を教えて下さい。

廣瀬 私はもともと大手介護会社で西日本エリアの責任者をしていましたが、そのときに、高齢者住宅は「リハビリテーション」と「医療」が重要だと強く実感しました。ADLが悪化しているのにQOLが向上することはあり得ません。世間にはそれらが充実している高齢者住宅も供給されていましたが、費用が高いことが少なくありませんでした。2011年にシニアスタイルを設立する際に、「リハビリと医療が充実し、かつ手頃な価格の住宅を提供する」を基本方針としました。


――「シニアスタイル尼崎」について詳しく教えて下さい。

廣瀬 阪神電鉄の尼崎センタープール前駅から徒歩3分の住宅街にある、57室の住宅型有料老人ホームです。要支援・要介護だけでなく自立の人も入居可能です。「リハビリ」の面では、自社雇用の理学療法士・作業療法士が常駐しており、1日30分の個別リハを週に3回提供し、ADLの維持・改善に努めています。「医療」の面では8時~20時まで看護師が常駐するほか、在宅医療の経験・実績が豊富な医療機関と提携しており、経管栄養など医療的な対応が必要な人の受け入れが可能です。もちろん、看取りまで対応する「終の棲み家」としての役割も果たします。また、レクリエーションも「午前・午後に1回ずつ実施」を徹底しています。レクの企画や運営には、なるべく理学療法士・作業療法士を関わらせています。プログラムがマンネリになるのを防ぐほか、当日レクに参加するスタッフの数が増えることで、雰囲気が賑やかに、華やかになるのが狙いです。
入居費用は、初期費用がゼロ、月額は20万円です。「リハビリ強化」を謳っている高齢者住宅で、この価格水準のところは少なく、大きなアピール材料になっています。



――そうしたサービスを継続する上で重視している点は。

廣瀬 スタッフの処遇や労務環境の改善です。スタッフが短期間で入れ替わるようなホームでは、利用者一人ひとりの情報も十分に引き継がれず、介護の技術やノウハウも蓄積されないため質の高いサービスは提供できません。止む負えない事情を除いての離職をなるべく減らすよう、様々な取り組みを行っています。
会社としては5年程前から介護記録など業務のIT化を進めています。もともと他社に比べて、記録業務自体は多くはなかったのですが、これによりサービス残業はゼロになっていいます。また定年を70歳にし、最長で75歳まで延長できるようにしました。さらに40歳以上の社員については、がん検診のついた人間ドッグの受診費用を会社負担にするなどしています。


(後編に続く)

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