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  • シニアスタイル武庫之荘

コロナ禍でも入居者の外出は禁止せず
「自由な暮らし」で明るい雰囲気のホーム

「シニアスタイル武庫之荘」は2017年に開設したサービス付き高齢者向け住宅で、居室数は60室。シニアスタイル2棟目の高齢者住宅になります。物件の特徴などについて、廣瀬秀毅社長にインタビューしました。

――「シニアスタイル武庫之荘」の特徴を教えて下さい。

廣瀬 「リハビリテーションと医療を提供しながら入居費用はなるべく抑える」というコンセプトは、当社1棟目の「シニアスタイル尼崎」から変わることはありません。入居費用は、初期費用ゼロ・月額が22万5000円です。
リハビリ面では、理学療法士・作業療法士を自社で雇用し、入居者に1回30分の個別リハを週に3回提供しています。
医療面では、8時から20時まで看護師が常駐していますので、ALSや腹膜透析など、他の高齢者住宅で入居を断られた人の受け入れも可能です。また、介護スタッフの約7割が介護福祉士資格を持っています。入居者の平均要介護度は3.2と、サービス付き高齢者向け住宅にしては高くなっています。看取りも年間で15件程度行っています。本人や家族の希望があれば別ですが、基本的に病院には送らずに、居室の中で最期を迎えられるようにしています。

――看取りに対する方針をもう少し詳しく教えて下さい

廣瀬 カンファレンスを頻繁に行い、看取りに関する意思や方法を確認しますが、この際には家族の意思・希望を聞き、実践することを心がけます。一般的には、看取りに関しては「本人の意思が最も重要」とされますが、これまでの経験からすると、本人は自分の死に対して現実感を抱いておらず、終末期の過ごし方などについて明確な意思を持っているケースは多くありません。「自然死」「平穏死」などといった言葉が最近では広く知られるようになりましたが、これについても、本人よりはむしろ家族の方が関心を持っています。

――このほか、ホームのセールスポイントは。

廣瀬 重度の入居者が多いと、ホーム内の雰囲気が暗いものになる、というイメージを持つ人もいるかと思いますが、「シニアスタイル武庫之荘」は、とにかく明るい雰囲気のホームです。それにはスタッフ一人ひとりの性格や、挨拶・接遇に関する意識の高さもありますが、「自由な暮らしを提供する」という運営姿勢も大きいでしょう。
例えば、新型コロナウイルス感染症が広まる中でも入居者の外出は制限していません。デイサービスを利用している入居者は現実的には外出をしているのですから、形だけの外出制限は無意味と考えました。「外食はしない」「外出した場合はPCR検査を受けてもらい、1日自主隔離する」の2点を条件に外出を認めています。また、レクリエーションについては、外部から講師を招いて実施するものはストップしていますが、それ以外については、ほぼコロナ前と同様のメニューを実施しており、入居者が飽きずに、楽しく毎日を過ごせるように工夫しています。


(後編に続く)
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